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2009/06/26

<Korea Watch>韓国文化院・新庁舎が東京・四谷にオープン

  • 韓国文化院・新庁舎が東京・四谷にオープン①

    記念式典には秋篠宮殿下(右から4人目)、同妃殿下(同3人目)、
    権哲賢・駐日韓国大使(右から2人目)と同夫人(右)、安倍元首相夫人(右から5人目)、青木保・文化庁長官(右から6人目)らが参席した

  • 韓国文化院・新庁舎が東京・四谷にオープン②

    韓日両国から来賓が招かれ、韓国文化院新庁舎の門出を祝った

  • 韓国文化院・新庁舎が東京・四谷にオープン③

    漆工芸作家の全龍福氏が新庁舎ロビーに作品を寄贈した

  • 韓国文化院・新庁舎が東京・四谷にオープン④

    韓国文化院新庁舎は地下1階、地上8階建て。韓国伝統舞踊「僧舞」をイメージした向かって正面右半分の曲線の外観が印象的だ

 駐日韓国大使館・韓国文化院が東京・四谷の新庁舎に移転し、記念式典が18日に開かれた。日本の皇族から秋篠宮ご夫妻、韓日の政治家、芸術家など約300人が出席し、新庁舎の設立を盛大に祝った。

 柳仁村・韓国文化体育観光部長官は、「韓日交流に貢献する場にしたい」とあいさつした。新庁舎は地下鉄の四谷三丁目駅から徒歩5分。2200平方メートルの土地に建設された地下1階、地上8階建てのビルで、韓国の伝統舞踊・僧舞のイメージと現代的なイメージを融合した曲線でデザインされている。

 1階には絵画・写真などを展示する「ギャラリー美」、2階には各種公演、映画上映などを行う308席のハンマダン(広場の意)ホールが設置された。3階には韓国語書籍約1万5000冊、日本語書籍約8000冊のほか、韓国映画DVDなどを所蔵する図書映像資料室が設置された。韓国伝統文化を紹介する「サランバン」、韓国の伝統文化を生かした屋上庭園などが設置されている。

 住所は〒160-0004東京都新宿区四谷4-4-10、℡03・3357・5970。