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2010/08/20

<Korea Watch>朝鮮王朝の輝き、苦難越え復元

  • 朝鮮王朝の輝き、苦難越え復元①

         扁額もハングル表記から漢字表記に戻した光化門

  • 朝鮮王朝の輝き、苦難越え復元②

    扁額除幕式、開門儀式などが行われ、一斉に光化門に入場する市民ら

  • 朝鮮王朝の輝き、苦難越え復元③

           門をくぐると天井に立派な鳳凰が描かれている

  • 朝鮮王朝の輝き、苦難越え復元④

               きれいにライトアップされた光化門

  • 朝鮮王朝の輝き、苦難越え復元⑤

               美しく復元された光化門、景福宮の全景

 復元が進められていた朝鮮王朝の王宮・景福宮(キョンボックン)の正門「光化門」が4年間の工事を終え、15日の光復節に一般公開された。光化門は1395年に建立されたが、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に焼失。1865年に再建されるが、日本統治時代に朝鮮総督府兼摂に伴って移設。韓国戦争で一部焼失、68年に故朴正熙大統領が復元するも、鉄筋コンクリートつくりの上、位置も創建時とずれていた。今回の再建で木造に戻し、位置も下の場所に修正、朴元大統領がハングルで書いた扁額も漢字表記に戻された。