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2014/03/07

<Korea Watch>船舶用水処理技術で韓国が世界一

  • 船舶用水処理技術で韓国が世界一

    船舶バラスト水処理装置

◆2016年には80兆ウォン市場に急成長◆

 世界の造船市場の中心は欧州だが、船舶建造能力においては、現代重工業、サムスン重工業、大宇造船海洋の造船大手3社を有する韓国も世界トップクラスといえる。だが、エンジンなど核心部品に関しては、依然として欧州が先んじている。特に、高付加価値構造物であるプラントの国産化率は20%台に過ぎない状態だ。ただし、造船機資材の核心設備の一つである「船舶向けバラスト水処理装置」分野では、韓国の企業が世界1位に立っている。

 船舶バラスト水処理専門企業テクロスは、2000年にKAIST(韓国科学技術院)ベンチャー団地で誕生した。まさしくベンチャー企業であるが、インターネットやソフトウエアのようなサービス業でなく製造業で成功を収めることはベンチャー企業にとって至難という俗説を覆した。そのため、朴槿惠政府の創造経済が志向するべき模範企業と評されている。

 航海中の船はバランスを取るために、適度に沈んだ状態を維持しなければならない。その際、海水で満たすことになるが、この海水がバラスト水だ。出航時に船に海水を入れ、 停泊地まで移動。そして、貨物を積む前にバラスト水を排出する。

 だが、有害生物が排出過程で海に流れ、土着生態系を破壊しうる点が問題に挙がっている。米国の場合、1990年までに水中生物80余種が沿岸に流れ込み、約100兆ウォンの被害が出た。


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