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2014/04/25

<Korea Watch>揺らぐサムスン共和国 第3回                                                                  日韓産業技術協力財団 石田 賢 氏

  • 日韓産業技術協力財団 石田 賢 氏

    日韓産業技術協力財団 石田 賢 氏

  • 揺らぐサムスン共和国 第3回          

◆北米市場でアップルに勝てず、日本市場では苦戦◆

 李健熙サムスン電子会長は今年1月2日の祝賀会で「先頭事業は絶えず追撃を受けており、振るわない事業は時間がない」「もう一度変えなければならない」と強調した。李会長は、5年10年前のビジネスモデルや戦略は果敢に捨てて、時流に合わない考え方、制度、慣行は、切り捨てなければならないとも語った。

 権五鉉・サムスン電子副会長ら最高経営陣も同様に危機感を訴えている。権副会長は、今年の「限界突破戦略」として3つの方針を掲げている。

 第1にB2B事業の可能性として、流通、ヘルスケア、教育、政府、金融など5大分野にあるとし、ここを集中的に攻略する。

 第2に中低価格市場での収益最大化を図る。主な先進国市場で高級機種の成熟化が予想されることから、減少する高級機種の需要を中低価格機種の市場拡大でカバーするとともに、中低価格機種の内部調達コストを極力抑えることで収益性を高める。


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