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2018/12/07

<Korea Watch>来年の景気キーワードは「岐路」

◆現代経済研が報告書、2019年の産業景気10大特徴を分析◆

 現代経済研究院は報告書「2019年産業景気の10大特徴と示唆点」を発表した。同報告書は、来年の産業景気10大特徴のキーワードとして岐路を意味する「CROSSROADS」を挙げた。来年は景気下降という短期的リスクや産業競争力の枯渇という中長期的リスクが同時に作用しながら、多くの産業が岐路に直面する見通しだ。

 ①共通のリスク(Common Risk)の浮上―19年の国内のほとんどの産業は、世界的な景気減速という共通の危険に直面しながら、産業の成長が弱体化すると予想される。また、来年は、世界経済の景気下降が本格化すると予想される。

 また、内需産業も、輸出産業の景気減速の影響を受け、多くの産業景気が停滞、鈍化する局面を迎える見込みだ。製造業が輸出部門の鈍化で産業景気が悪化する中、サービス業は製造業の後退や消費不振に伴う需要停滞などによって工業生産増加率が下落する可能性が高い。

 ②産業競争力の墜落と反省(Self-Reflection)―主力産業の競争力低下に対する産業界と政府の共感が形成され、産業構造の再編および産業競争力の向上に対する具体的行動が期待される。中国による急速な追撃で韓国の主力産業が苦戦する様相が続いている。特に半導体を除いた他主力産業の主な需要先である海外市場で苦戦している。これに伴い、企業の構造調整加速を通じた産業競争力の向上努力が強化される他、政府の中長期産業政策計画にも大きな変化が予想される。


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