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2021/10/08

<Korea Watch>経済・経営コラム 第88回 脱炭素に向かう日韓、自動車の電動化①                                                       西安交通大学管理大学院 林 廣茂 客員教授

◆険しいカーボンニュートラル達成への道◆

 2018年、世界で約14・3億台の自動車(乗用車と商用車の合計)が保有されている(日本自動車工業会)。米国2・8億台(約20%)と中国2・3億台(約16%)がダントツのトップ2である。以下、日本7800万台、ロシア5800万台、インド5600万台が続く。保有台数トップ10の国が世界の62%を占める。ちなみに韓国の保有台数は2300万台で15位だ。世界販売台数(OICAデータ)は年間9000万台(17~19年の平均)。国・地域別市場では、中国2800万台(世界の31%)、欧州1980万台(22%)、そして米国1750万台(19%)が突出している。日本は米国の3分の1未満の520万台、国別で3位である。韓国は180万台でカナダ200万台に次いで11位。

 自動車メーカーの国籍別販売台数(各国の自動車工業会)では19年、日本車メーカーが世界の30%を占め圧倒的に1位で2750万台強を販売している。2位はドイツで1680万台、シェアは19%である。米国1570万台(17%)と中国1300万台(14%)が続く。5位は韓国で783万台を販売し、シェアは9%弱。この5カ国の自動車メーカーが世界販売台数の約9割を占めている。日韓米独の主要メーカーはいずれも、自国よりも海外市場での販売台数が多い。


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