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2021/11/12

<Korea Watch>経済・経営コラム 第92回 脱炭素に向かう日韓、自動車の電動化⑤                                                       西安交通大学管理大学院 林 廣茂 客員教授

◆サムスンによるEV参入の可能性も◆

 韓国と中国の電池メーカーは、長期戦略で中米欧の自動車メーカーと合弁・提携に熱心に取り組んでいる。LG化学は、GMやルノーと車載電池の合弁・連携をしながらフォルクスワーゲンとダイムラーにも供給する。SKイノベーションは、現代起亜やフォードと合弁・提携する一方でフォルクスワーゲンにも供給する。トヨタ・フォルクスワーゲン・GMなど主要メーカーは、車載電池やeアクスルなどで、外部調達と並行して、内製化も進めている。つまり、一部水平分業も取り入れつつ、EVの中核部品・装置の革新技術を内在化して、垂直統合SCを維持しようとしている。

 一方、ICT分野からの新規参入企業は、水平分業型SCを大いに活用してEVの部品・装置を外部調達する。その部品・装置メーカーは、当然のことながら、どちらのSCモデルにも対応できる供給体制を構築している。


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