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2021/05/21

<Korea Watch>回復局面の世界経済

◆現代経済研が報告書、「最近の世界的景気動向と示唆点」発表◆

 現代経済研究院は報告書「最近の世界的景気動向と示唆点」を発表し、世界経済はコロナショックから脱し、景気回復の局面に入っていると判断されると明らかにした。主要国の景気は回復しつつあるが、新型コロナウイルスの感染再拡大とワクチン普及格差による景気回復の二極化、インフレ対応のための政策の方向転換、新興国金融市場の不安定性などのリスク要因が常に存在しており、これに対する適切な対応が必要だという指摘だ。今後の景気回復速度はより加速化すると期待され、先進国の工業生産と世界貿易の両方がプラスに転換するなど、景気指標が改善を見せていると分析した。

 また、製造業とサービス業がコロナ以前の水準を回復したのに続き、上昇の勢いが増し、今後の景気回復がより強まるという見通しが優勢だと予想した。

 研究によると、米国経済は、新型コロナウイルスワクチンの導入と政府の大規模な景気刺激策などの影響で主要経済指標の好調が続いており、経済主体の心理改善によって今後の景気拡大が続くと予想した。


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