ここから本文です

2022/04/22

<Korea Watch>揺らぐサムスン共和国 第98回                                                              国士舘大学経営学部客員教授 石田 賢 氏

◆新薬開発を本格化するサムスンバイオロジクス◆

サムスングループが第二の半導体と期待するバイオ事業に明るさが見え始めている。バイオ事業を主導するのはサムスンバイオロジクス(以下バイオロジクス)である。バイオロジクスは2年前からコロナ治療薬に関連した需要拡大で、大きく業績を伸ばしている。昨年5月、バイオロジクスは、米国のバイオ医薬ベンチャーのモデルナ(本社:マサチューセッツ州/2021年売上高184億㌦)とコロナ治療薬の委託生産(CMO)契約、9月には世界トップの製薬会社ロシュ(本社:スイスバーゼル/2021年売上高628億スイスフラン)と当初のCMO契約3553万㌦から2億1285万㌦に拡大した。今年2月、英国のグラクソ・スミスクライン(GSK/本社:ロンドン)からのCMO契約規模が5087億㌆から6205億㌆に拡大し、3月にはGSKと2020年に結んだCMO契約を2323億㌆から2708億㌆に増額し併せて契約期間も1年延長となった。


つづきは本紙へ


バックナンバー

<Korea Watch>