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2019/10/25

<オピニオン>韓国企業と日本企業 第79回 日本の価値観外交と対北朝鮮・韓国政策④                                                    多摩大学経営情報学部・大学院経営情報学研究科 金 美徳 教授

  • 韓国企業と日本企業 第79回 日本の価値観外交と対北朝鮮・韓国政策④                                                    多摩大学経営情報学部・大学院経営情報学研究科 金 美徳 教授

    キム・ミトク 多摩大学経営情報学部及び大学院経営情報学研究科(修士・博士課程)教授、アクティブ・ラーニングセンター長。1962年兵庫県生まれ。早稲田大学院国際経営学修士・国際関係学博士課程修了。㈱三井物産戦略研究所を経て現職。

◆韓国、世界経済の再編など時代変化を意識◆

 日本の「価値観外交」を分析し、対北朝鮮及び韓国政策を考察する。前号において日本の「価値観外交」は、日本が弱肉強食の国際社会において存続を図ると共に国益を追求するために、「経済的・軍事的に大国であるべし」、「中国に対抗するため日米同盟を強化すべし」という「価値観外交」を展開している。このような「価値観外交」に基づいた対北朝鮮及び韓国政策では、韓日や日朝間の根本的な関係改善を望まない。


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