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2020/03/06

<オピニオン>曲がり角の韓国経済 第51回 新型コロナ、韓国政府の景気対策が急務                                                     ニッセイ基礎研究所 金 明中 准主任研究員

  • 曲がり角の韓国経済 第51回 新型コロナ、韓国政府の景気対策が急務                                                     ニッセイ基礎研究所 金 明中 准主任研究員

    キム・ミョンジュン 1970年仁川生まれ。韓神大学校日本学科卒。慶應義塾大学大学院経済学研究科前期・後期博士課程修了。独立行政法人労働政策研究・研修機構アシスタント・フェロー、日本経済研究センター研究員を経て現在、ニッセイ基礎研究所准主任研究員。

◆全国民に勇気や希望を与える政策を◆

 韓国における新型コロナウイルスの感染者数が5000人を超えるなど新型コロナウイルスの勢いはいまだ止まる気配を見せていない。

韓国政府は2月23日に大邱を中心に新型ウイルスの感染者数が急増すると、4段階に分類される感染症に関する危機警戒レベルを「警戒」から最高レベルの「深刻」に引き上げた。

危機警戒レベルが「深刻」になったのは2009年に新型インフルエンザが流行して以降11年ぶりのことである。韓国における3月4日0時時点の感染者数は5328人で死亡者は32人まで増加した。


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