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2020/07/10

<オピニオン>韓国企業と日本企業 第87回 新型コロナショックとグローバル経済④                                                  多摩大学経営情報学部・大学院経営情報学研究科 金 美徳 教授

  • 韓国企業と日本企業 第87回 新型コロナショックとグローバル経済④                                                  多摩大学経営情報学部・大学院経営情報学研究科 金 美徳 教授

    キム・ミトク 多摩大学経営情報学部及び大学院経営情報学研究科(修士・博士課程)教授、アクティブ・ラーニングセンター長。1962年兵庫県生まれ。早稲田大学院国際経営学修士・国際関係学博士課程修了。㈱三井物産戦略研究所を経て現職。

◆米中対立激化の中、漁夫の利得るサムスン電子◆

 世界では、新型コロナウイルスの発生源や感染拡大の原因などの理由により当事国や関連国の間で相互不信や、国家間の対立が起きている。例えば新型コロナウイルスの発生源となった国に対する責任追及や、新型コロナウイルスの感染者・死者が多い国や対策を講じない国に対して「民度が低い」などとの批判がある。また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って人種差別や貧富格差など国内に燻っていた構造的問題が露呈し、社会の分裂が深刻化している。


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