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2021/02/19

<オピニオン>転換期の韓国経済 第132回                                                       日本総合研究所 向山 英彦 上席主任研究員

  • 転換期の韓国経済 第132回                                                       日本総合研究所 向山 英彦 上席主任研究員

    むこうやま・ひでひこ 1957年、東京生まれ。中央大学法学研究科博士後期課程中退、ニューヨーク大学修士。証券系経済研究所などを経て、2001年より(株)日本総合研究所勤務、現在調査部上席主任研究員。中央大学経済学部兼任講師。主な著書に「東アジア経済統合への途」など

  • 転換期の韓国経済 第132回                                                       日本総合研究所 向山 英彦 上席主任研究員

◆近年の韓日貿易が映し出す両国関係◆

 近年、韓国の対日貿易は総じて縮小傾向にある。2000年代は韓国の輸出拡大に伴い製造装置や素材を中心に対日輸入額が増加したが、10年代は、①韓国の輸出減速、②韓国企業の海外生産拡大、③中国からの輸入拡大、④国産化(含む日系企業の現地生産)の進展などにより、総じて減少した。

 貿易面で中国の比重が急拡大したことや韓日企業間のサプライチェーンが両国の枠を超えて広がったことなどの影響で、韓国の対日輸入依存度は2000年の19・8%から20年に9・8%、対日輸出依存度は同期間に11・9%から4・9%へ低下した。


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