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2021/04/02

<オピニオン>曲がり角の韓国経済 第64回  高騰が続く韓国の不動産価格                                                       ニッセイ基礎研究所 金 明中 主任研究員

  • 曲がり角の韓国経済 第64回  高騰が続く韓国の不動産価格                                                        ニッセイ基礎研究所 金 明中 主任研究員

    1970年韓国仁川生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科前期・後期博士課程修了(博士、商学)。独立行政法人労働政策研究・研修機構アシスタント・フェロー、日本経済研究センター研究員を経て、2008年からニッセイ基礎研究所。日本女子大学現代女性キャリア研究所客員研究員、日本女子大学人間社会学部・大学院人間社会研究科非常勤講師を兼任。専門分野は労働経済学、社会保障論、韓日社会政策比較分析。

◆懸念続く強硬策に偏る政府の対策◆

 韓国ではこのところ、政府の強力な不動産規制政策とコロナ禍による景気の不確実さにもかかわらず、不動産価格が高騰を続けている。国土交通部は、文在寅政権に代わってからソウル市のマンション価格は14%上昇したと発表した。しかしながら韓国不動産院のホームページに公開されている共同住宅実取引価格指数をみると、ソウル市のマンションの売買実取引価格指数(2017年11月=100)は、文在寅政府が誕生した17年5月の95・4から21年1月には149・1となっており、約1・56倍上昇している。


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