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2021/11/05

<オピニオン>曲がり角の韓国経済 第71回  岸田新政権発足で高まる財界の期待                                                       ニッセイ基礎研究所 金 明中 主任研究員

  • 曲がり角の韓国経済 第71回  岸田新政権発足で高まる財界の期待                                                        ニッセイ基礎研究所 金 明中 主任研究員

    キム・ミョンジュン 1970年韓国仁川生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科前期・後期博士課程修了(博士、商学)。独立行政法人労働政策研究・研修機構アシスタント・フェロー、日本経済研究センター研究員を経て、2008年からニッセイ基礎研究所。日本女子大学現代女性キャリア研究所特任研究員、日本女子大学、横浜市立大学、専修大学非常勤講師を兼任。専門分野は労働経済学、社会保障論、韓日社会政策比較分析

◆未来志向的な韓日関係の構築を◆

 10月4日、自民党の岸田文雄総裁が、第100代の内閣総理大臣に選出されてから、韓日関係の今後が注目されている。文大統領は同日、岸田総理に祝いの書簡を送り、「韓日関係を未来志向的に発展させるために共に努力しよう」と呼び掛けた。また、同15日夜には岸田首相と初の電話会談を行い、「直接会って両国の関係改善について意見を交換することを期待する」と述べた。

 韓国の財界の期待感も高い。全経連(全国経済人連合会)は同4日、「現在、韓日関係は歴史認識問題と日本の輸出規制等により、大きく悪化しており、最近は新型コロナウイルスの感染拡大による両国間の交流減少でさらに厳しい状況に置かれている。(中略)日本の新政府の出帆をきっかけに韓日関係が過去の難しい関係から離れて、より未来志向的な協力関係に発展できるように両国政府がさらに努力してくれることを願う。(中略)特に、岸田首相は外務大臣を歴任したこともあるので、韓日関係の改善に対する期待は大きい」と岸田政権に対する期待感を明らかにした。


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