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2013/11/08

<フォトニュース> 大蔵経世界文化祝典に160万人

大蔵経世界文化祝典に160万人

 慶尚南道陜川郡で開かれている「2013大蔵経世界文化祝典」が3日、目標としていた入場者数160万人を突破した。9月27日の開幕から38日目のことだ。組織委員会は、10日の閉幕までには200万人に達すると予想している。

 慶尚南道陜川郡、海印寺が共催する今回の祝典は、2011年に続いて2回目。人類最高の木版芸術である大蔵経の意味と価値を再発見できる国内唯一の精神文化体験型祭りだ。

 祝典は大蔵経テーマパークと海印寺などを会場に「性徹僧侶誕生100周年記念特別展」などの展示、学術行事、文化公演などを行っている。特に大蔵経千年館では大蔵経千年の知恵を経験することができ、また遊歩道「ソリ道」では散策体験を通じて悟りと知恵を得ることができる。

 1251年に制作された八万大蔵経は、523万3000字を木版に刻み、仏教経典を集大成したもので、木版大蔵経の中では世界最古だ。「仏教文化の頂点」と国際的に評価され、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録されている。