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2014/11/28

<フォトニュース> 作品賞に1760万人動員した「鳴梁」

作品賞に1760万人動員した「鳴梁」

 今年最大の興行収入をあげた話題作「鳴梁」が第51回大鐘賞映画祭の最優秀作品賞に選ばれた。「鳴梁」は計17の部門のうち、作品賞と主演男優賞、企画賞、技術賞の4部門で受賞した。

 主演男優賞のチェ・ミンシクは、キャラクターに対する優れた理解力で李舜臣将軍を好演。彼が演じた李将軍のリーダーシップは、観客を感動させるのに十分だった。また、850万人を動員した「海賊:海に行った山賊」で女海賊役のソン・イェジンが主演女優賞を受賞。同作品は朝鮮建国初期を背景に、消えた玉璽を探すため奔走する海賊と山賊の物語。監督賞は「最後まで行く」のキム・ソンフン監督が受賞した。

 「鳴梁」のキム・ハンミン監督は「映画は現実を赤裸々に見せ、また治癒したりもする。葛藤と分裂が蔓延する韓国に『鳴梁』が皆さんに力を与えた映画になったことを願う」と語った。

 映画「鳴梁」は、李舜臣将軍が豊臣秀吉軍を撃退した鳴梁大捷(海戦)をテーマにした作品。観客動員1760万9019人の新記録を打ち立てた。