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2014/05/30

<フォトニュース> 全長3331㍍の釜山港大橋が開通

全長3331㍍の釜山港大橋が開通

 約7年に及ぶ工事の末、釜山港大橋が完成し、22日に開通式が行われた。釜山市の南区戡蛮洞と影島区青鶴洞を結ぶ全長3331㍍、幅18.6~25.6㍍(片側2~3車線)の鋼合成斜張橋だ。

 主塔から伸びる塔の頂部から張ったケーブルで橋げたを支える斜張橋方式としては、国内最長を誇る。主塔は2つあり、海面からの高さは190㍍。橋げたは一番高い部分で海面から68㍍あり、大型旅客船やコンテナ船も安全に橋の下を通過できる。秒速80㍍の強風や震度7の地震にも耐えられるよう設計されている。開通後は毎夜、色とりどりのLED照明が灯され、釜山の新たなスポットとして話題を呼びそうだ。

 釜山港大橋は、釜山南西の巨済島を基点にした海岸循環道路網52㌔㍍の最終区間。この道路網は、釜山港と京釜高速道路を結ぶ核心インフラであり、今回の開通で物流・交通難の解消はもちろん、観光道路の機能も果たすと期待されている。通行料は8月20日までは無料。