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2014/01/17

<フォトニュース> 宇宙船のような巨大ミュージアム

宇宙船のような巨大ミュージアム

 2007年に取り壊された東大門運動場跡地に宇宙船のような流線型の巨大ミュージアムが完成、運営を管理するソウルデザイン財団により10日メディアに公開された。

 この近未来的な外観が特徴の「東大門デザインプラザ&パーク(DDP)は、デザインソウル・プロジェクトの中心事業として企画され、4840億ウォンを投じて5年かけて建設された。敷地6万2692平方㍍、地下3階、地上4階建て。サッカー場の3倍の大きさで、デザイン・ミュージアムとしては世界最大級だ。

 設計者はイラク系英国人の女性建築家、ザハ・ハディド氏。有機的なデザインを駆使し、建物の内部は直線の壁が一つもなく、柱もほとんどない斬新的なデザインとなった。

 多目的ホール、展示館、デザイン交流場、体験施設、東大門歴史文化公園などで構成されており、各階は流線型の階段で連結されている。開館は3月21日。ソウルの新たなランドマークになりそうだ。