ソチ冬季五輪が閉幕し、五輪旗は次回開催地・平昌の李錫来郡守に手渡された。同旗は25日に帰国の途に就いた韓国選手団と共にチャーター機で運ばれ、平昌郡庁に保管。平昌冬季五輪に向けてスタートを切った。

　平昌五輪組織委員会は閉会式で、韓国の伝統楽器の演奏や民謡アリランのアレンジ、円舞のカンガンスルレなどからなる公演を行い、平昌冬季五輪のビジョンである「新たな地平」をめざすとアピール。

　平昌冬季五輪は2018年2月9日から25日まで、17日間にわたり江原道平昌郡、旌善郡、江陵市で開催される。参加国は冬季五輪史上最大の100カ国にのぼり、選手・役員・報道関係者などは２万6000人に達すると予想されている。

　韓国は今回のソチ五輪に史上最多の71人の選手が６競技に出場し、金３、銀３、銅２の計８個のメダルを獲得し、総合順位13位。特に、フィギュアスケート女子で銀メダルを獲得した金妍兒選手の活躍がソチ五輪を盛り上げた。