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2014/05/16

<フォトニュース> メーンスタジアム完成

メーンスタジアム完成

 9月19日に開幕する仁川アジア競技大会のメーンスタジアムが着工から3年ぶりに完工した。仁川市は7日、西区のメーンスタジアムで竣工式を開き、一般市民にスタジアムを公開した。

 竣工式には与党セヌリ党黄祐呂代表や宋永吉・仁川市長の他、国会議員、市民など約5000人が参加した。世越号の沈没事故に配慮し、祝賀イベントを行わず、記念式典を中心に簡素に竣工式を行った。

 総額4900億ウォンを投じて建設されたメーンスタジアムは、地下1階、地上4階、延べ11万3600平方㍍の広さで、6万2800人を収容できる。障害者用の観覧席530席余りには、回転式車椅子席と同伴者席を並行して配置したほか、地熱や太陽熱など再生エネルギーを生かした設計で、環境にやさしい国際標準の認証も獲得している。

 アジア大会では開閉会式、陸上競技、クリケット競技が行われる予定。大会が終了後は、3万席の仮設観覧席を取り外し、映画館やアウトレッドなどの商業用施設として活用する計画だ。