日本に続き、韓国もリニアモーター時代を迎える。７月中旬に韓国で初めて営業運転を開始するリニアモーターカーが公開され、仁川国際空港から龍游駅区間の6.1㌔㍍で試乗式も行われた。

　韓国ロテムが韓国の独自技術で開発、韓国機械研究院の市鉄道車両試験認証センター52項目の試験で基準をすべてパスした。設計最高速度は時速110㌔㍍。今後２カ月間の試運転後に本格的に営業運転を開始する。2020年までに約53㌔㍍まで延長する計画だ。

　韓国ロテム関係者は「今回のリニアは100％国産技術で開発された。大田都市鉄道２号線で導入が決定されているほか、ジャカルタやロシア・サンクトペテルブルクへの輸出も推進している」と語った。