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2014/09/12

<フォトニュース> 茂朱(全羅北道)にテコンドー園

茂朱(全羅北道)にテコンドー園

 「茂朱テコンドー園」がこのほど全羅北道茂朱(ムジュ)郡にオープンした。敷地面積はワールドカップ競技場の10倍に相当する231万4000平方㍍で、世界のテコンドー人の聖地にふさわしい雄壮な規模だ。

 2009年9月に国策事業として着工、5年間で完工。4日に鄭烘原・国務総理らが出席して正式に開園式を行った。同園は、4500席の世界最大のテコンドー専用のTI競技場をはじめ、テコンドー研修院、テコンドー博物館、彫刻公園、展望台、モノレールなど様々な施設が備えている。

 テコンドー博物館はテコンドーの歴史、発展、世界化の過程を紹介。テコンドーの胴着や帯のほか、近現代までの各種のテコンドーの遺物5000点が展示されている。今後、教育施設や宿泊施設も建設される予定だ。同園関係者は2016年から年間1195万人が訪れるとみている。

 テコンドーは全世界201カ国・地域の8000万人が修練するスポーツであり、2020年夏季オリンピックの種目にも選ばれている。