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2015/01/09

<フォトニュース> KOSPI、16カ月ぶり1900割れ

KOSPI、16カ月ぶり1900割れ

 今年最初の取引日である2日、韓国取引所で「2015年証券・派生商品市場開場式」が申斉潤・金融委員長ら関係者が参加して行われた。また、開場後に、韓国取引所前で「証市大同祭」が開かれた。これは金融当局と証券業界の関係者が集い、株式市場の躍進と韓国経済の発展を祈願するもので、今年で16回目だ。

 2日のKOSPI(総合株価指数)の終値は1926.44で、前営業日(12月30日)に比べ10.85ポイント上昇した。だが、その後下落勢が続き、6日の終値は16カ月ぶりの最低値1882.45に下落した。原油価格の急落とギリシャ情勢不安で外国人投資家が3367億ウォン売り越した影響が大きかった。

 今年注目されるのは「KTO30指数」導入だ。これは低金利で行き場を失った浮動資金を証券市場に引き上げようというもので、政府は韓国版ダウ指数として育成する計画だ。