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2015/11/06

<フォトニュース> 韓国館に230万人観覧

韓国館に230万人観覧

 イタリア北部のミラノで「食」をテーマに開かれていたミラノ万博が184日間の幕を閉じた。会期中、世界に韓食文化を紹介した韓国館には230万人が観覧。1日平均1万2000人が訪れる盛況ぶりだった。

 韓国館の観覧客をアンケート調査した結果、これまで韓国料理を食べたことがあるという回答は35%に過ぎなかったが、今後は韓国料理を勧めると答えた人が89%に達した。韓国館関係者は「欧州で韓食文化への関心が高まった」と語った。

 200万人目の来場者となり、韓国往復航空券ペアをプレゼントされたミラノ在住のパトリチアさんは、「韓国館は列に並んで待ってでも必見すべきスポットという新聞記事を見て訪れた。韓国料理が野菜や果物などをたくさん使った健康食品であることを知り、ぜひ食べてみたくなった」と語った。

 今回の観覧客230万人は、2000年のハノーバー万博で222万人を動員した後の最大記録となる。なお、韓国館は、145のミラノ万博国家館に対する評価で展示部門銀賞を受賞した。