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2015/10/09

<フォトニュース> 75カ国・地域の304作品上映

75カ国・地域の304作品上映

 アジア最大級の第20回釜山国際映画祭が1日から10日まで開かれており、連日大勢の人が訪れる盛況ぶりだ。

 開幕式は、釜山の映画祭専用館「映画の殿堂」の野外ステージで開かれ、5500人が参加した。韓国の俳優・宋康昊と、アフガニスタンの女優マリナ・ゴルバハーリが司会を務めた。

 今年は75カ国・地域の304作品が出品され、釜山市内6カ所の映画館で上映されている。世界初公開となるワールドプレミアが94作品にのぼる。

 映画祭は、アジアの巨匠監督の作品を上映する「ガラ・プレゼンテーション」、アジアの若手監督の作品にスポットをあてた「アジア映画の窓」、韓国の最新作を紹介する「韓国映画の今日」、1960年代の韓国映画を観賞できる「韓国映画回顧展」など多彩なプログラムが企画されている。コンペティション部門「ニューカレンツ」には李スンウォン監督の「疎通と嘘」(原題)をはじめ8作品がノミネートされた。