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2015/01/30

<フォトニュース> 東海大陸棚でガス層発見

東海大陸棚でガス層発見

 大宇インターナショナルが東海の大陸棚でガス層の存在を確認した。

 同社は蔚山市の沖合の東海大陸棚6-1南部鉱区にある「鯨Dガス田」候補地で、商業産業が可能なガス層を確認。さらに、ガス噴出生産の試験に成功したと明らかにした。産業生産に成功すれば、韓国もガスを生産できる国になる。

 東海大陸棚6-1鉱区では、2011年12月から大宇インターナショナルと韓国石油公社のコンソーシアムがガス田の探査を進めてきた。昨年12月、同区域にガス層が存在する確率は高いとの結果を発表。その後、ガス噴出試験を通じて、商業生産の可能性について調査を進めた。今回確認されたガス層は地下3283㍍にあり、厚さが90㍍以上に達する。

 大宇インターナショナル関係者は「商業生産の可能性は十分にある」と説明した。

 今後2~3カ月間の精密分析で埋蔵量を調査する。そして、2017年下半期(7~12月)から商業生産をスタートさせる計画だ。