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2015/04/24

<フォトニュース> 韓国大衆音楽博物館オープン

韓国大衆音楽博物館オープン

 韓国大衆音楽関連資料を展示する国内最大規模の「韓国大衆音楽博物館」が25日に慶州の普門観光団地にオープンする。

 博物館は建坪1090平方㍍の3階建てで、1階は超大型スピーカーで音楽を楽しめる音楽カフェ、2階は厳選された約100点が年代別に整理された常設展示室、3階はオーディオ館と視聴覚室、地下には遺物の収蔵庫及び研究スペースとなっている。

 展示資料は、蓄音機用SPからLP、CD、カセットテープなど7万点にのぼる。大衆歌謡の嚆矢とされる1925年のアン・ギヨンの「私の故郷を離れて」などのSPをはじめ、「木浦の涙」など1930〜40年代のレコードや日本植民地時代の新聞広告、公演案内資料など当時の大衆音楽の活動を把握できる資料もある。

 この博物館は、政府や地方自治体の支援なしに民間人が設立した。「過去30年間、韓国大衆音楽の遺物を収集してきた企業家のユ・チュンフィ氏(博物館長)が建設した」というのが博物館側の説明である。