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2015/08/07

<フォトニュース> 韓国、化学五輪で総合1位

韓国、化学五輪で総合1位

 アゼルバイジャンのバクーで開催された「第47回国際化学オリンピック」で、韓国が金メダル4個を獲得し、中国・台湾と並び総合1位となった。

 韓国から参加したのはソウル科学高校の金テヒョン君、李サンウォン君、李ソヨン嬢、大邱科学高校の李ヨンジュン君の4人で、全員が金メダルを獲得した。

 国際化学オリンピックは、1968年の第1回チェコ大会を皮切りに、毎年各国を巡回して開催されている。20歳未満の大学教育を受けていない4人の生徒が各国代表として出場する。韓国は92年の米国大会以降、毎年出場しており、これまで7回総合1位を達成する好成績を記録。今大会には世界75の国と地域から292人の生徒が参加し、実験問題と理論問題で競い合った。

 未来創造科学部は、「国際化学オリンピックへの参加を通じて基礎科学分野での可能性を備えた優秀な生徒を継続的に発掘、育成していく方針」と明らかにした。