ブラジルのサンパウロで開かれた第43回国際技能オリンピック大会で韓国選手団は、金メダル12個、銀7個、銅5個を獲得し、総合優勝した。2007年の日本大会から今大会まで史上初の5連覇の偉業を成し遂げた。1967年のスペイン大会に初参加後、通算19回目の世界トップだ。

　2位は金メダル11個のブラジル、3位は金5個の日本と豪州、台湾、南チロルだった。

　韓国は全50職種のうち、コンピューター情報通信、モバイルロボットなど41職種に45人が参加した。

　自動車整備職種に出場したソ・ジョンオ氏（現代自動車）が今大会に出場した1200余人のなかで最高得点を獲得し、ＭＶＰ賞に当たるアルベルト・ビダル賞を受賞した。韓国選手の受賞は3大会連続だ。

　選手団長の朴英凡・韓国産業人力公団理事長は「今大会の優勝を契機に、熟練技術者の底辺を拡大し、技術大国コリアの地位を維持したい」と述べた。