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2016/06/03

<フォトニュース> 2020年世界2大積み替え港に

2020年世界2大積み替え港に

 釜山開港140周年を迎え、先月27日から第9回釜山港祝祭が始まった。釜山港に花火が打ち上げられ、モスクワ交響楽団の公演など祝祭ムードに包まれた。祝祭関係者は「今後、釜山港が持つ文化の力をみせつけたい」と語った。記念式典は「釜山港の夢、世界を抱く、明日を開く」をテーマにすでに2月に開催。「釜山港グローバル超一流ハブ港宣言」を発表し、第2の開港を誓った。

 1876年に日本と締結した江華島条約に基づいて開港した釜山港は、漁村程度の小さな港だった。だが、埋め立て工事や埠頭築造工事を経て、次第に近代的港湾の骨格を整えた。1948年の大韓民国政府樹立後、釜山築造港事務所が設置され、本格的な港湾開発が始まった。

 70年代に国際貿易港に成長し、2006年には釜山新港も開港した。今年のコンテナ取扱量は、世界5位の2000万TEU(1TEU=20フィートコンテナ1個)に達する見通しだ。2020年までに世界2大積み替え拠点港を目指す。