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2016/02/12

<フォトニュース> マンション価格5億5000万ウォンに上昇

マンション価格5億5000万ウォンに上昇

 不動産景気が回復する中、昨年から上昇気流にあったソウルのマンション平均売買価格が5億5000万ウォンを突破した。これまでは2011年6月の5億4559万ウォンが最も高かった。

 KB国民銀行の住宅価格動向資料によると、1月のソウルのマンションの平均売買価格は5億5282万ウォンで、前月比2807万ウォン上がった。特に江南地域で顕著で、6億6109万ウォンを記録。江北地域も4億2566万ウォンに上昇した。

 高所得層を狙った超高価分譲マンションも相次いで登場し、ソウルでの価格上位20%に当たるマンションの平均価格は10億ウォンを突破した。

 最近の取引価格上昇は、新規分譲マンションの価格を反映した結果と分析されている。

 ソウルの伝貰(賃貸契約時にまとまった保証金を払うことで、月々の家賃を支払う必要がないというシステム)価格も平均3億9741万ウォンを記録し、4年半で1億5000万ウォンも上昇した。KB国民銀行の不動産専門委員は、「伝貰物件の不足で今年も価格が相当幅上昇する」と見通した。