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2016/06/17

<フォトニュース> KEBハナ銀行が統合完了

KEBハナ銀行が統合完了

 KEBハナ銀行が旧ハナ銀行と旧外換銀行の電算統合作業を終え、名実ともにリーディングバンクとしてスタートした。

 同行は13日、ソウルの本店で「ワンバンク」宣言式を開いた。電算統合で933の営業店舗で同一の業務が可能になった。

 KEBハナ銀行は昨年9月に旧ハナ銀行と旧外換銀行を合併して誕生したが、電算システムの違いで請求業務が二元化状態だった。このため、1400人を投入して与受信、外国為替、財務会計、投資などすべての業務分野にわたって電算統合作業を進めてきた。今回の電算統合で今後3年間に1000億㌆の費用節約効果が期待されている。また、年内に47の重複店舗を統廃合する計画だ。

 同行は総資産規模が338兆6000億㌆に達し、KB国民銀行を抑え、国内一のメガバンクとなった。中国に合作法人2店を追加し、インドネシアには6支店を開設するなど海外事業も本格化する。