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2017/10/20

<フォトニュース> 釜山映画祭、75カ国298本上映

釜山映画祭、75カ国298本上映

 第22回釜山国際映画祭が好評だ。開幕式は12日、海雲台の「映画の殿堂」で俳優の張東健と少女時代のユナの司会で開かれ、オープニング作品「ガラスの庭園」を上映した。

 これは、無名作家の小説がベストセラーとなり、世間に広まっていく衝撃的な秘密を描いた作品。主演女優のムン・グニョンは「アジア一の映画祭のオープニングに選ばれて光栄だ」と語った。各国の監督や俳優、制作会社関係者ら250人がレッドカーペットを歩いた。

 映画祭は21日まで75カ国から出品され、298本が上映される。世界初公開となるワールドプレミア作品は100本(長編76本、短編24本)。日本映画も是枝裕和監督の「三度目の殺人」など過去最多の41作品に上った。コンペティション部門には10作品がノミネート。審査委員長は、オリバー・ストーン監督が務める。

 文在寅大統領が15日、現職大統領として初めて映画祭に訪れ、韓国社会の女性問題を取り上げた「ミッシング消えた女」を観賞した。