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2018/11/09

<フォトニュース> 現代自、来年から量産車に搭載

現代自、来年から量産車に搭載

 現代自動車は、車にソーラーパネルを搭載して電力を供給する、ソーラーカーシステムを公開した。現代ブランドと起亜ブランドのいくつかの量産車モデルで来年からパネルを搭載したタイプを販売する計画だ。

 ルーフやフードにソーラーパネルを搭載し、ここで発電した電気を電池に供給することで燃費を向上させることができる。エンジン車、ハイブリッド車、電気自動車のいずれでも使え、エンジン車ではバッテリーを直接充電することでエンジンへの負担を減らせる。

 開発は3段階に分けて進める。まずはシリコン製のソーラーパネルを大量生産し、ハイブリッド車のルーフに搭載する。次の段階ではエンジン車のルーフに搭載する。そして最終的に、ルーフとフードの両方にパネルを搭載し、発電能力などを確認する。

 エンジン車にソーラーパネルを搭載するのは世界初の試み。世界で進む排気規制をクリアし、輸出増につなげたい考えだ。