国土交通部が発表した「2019年の標準地公示地価」によると、ソウル中区明洞8街の化粧品店「ネイチャーリパブリック」の土地（面積169.3平方㍍）の公示地価が1平方㍍当たり1億8300万㌆を記録した。全国一高く、2004年以来、16年連続で全国地価1位だ。

　全体の公示地価は、昨年より平均9.42％上昇したが、この場所は昨年（9130万㌆）より2倍以上の上昇だった。1平方㍍当たり公示地価が1億㌆を超えたのは今年が初めて。3.3平方㍍当たりでは6億390万㌆。全体の公示地価は309億8190万㌆に達する。

　地価トップ10は、明洞一帯の商業地域がほとんどを占めた。10社のうち9社が明洞にあり、残りの退渓路も事実上、明洞商圏に入る。

　ネイチャーリパブリックに次いで高い地価は、明洞のウリ銀行（392.4平方㍍）で、1平方㍍当たり1億7750万㌆と昨年の2倍以上となった。