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2019/03/01

<フォトニュース> テレビ市場で13年連続世界1位

テレビ市場で13年連続世界1位

 サムスン電子が世界テレビ市場で13年連続のシェア1位を記録した。

 市場調査機関IHSマーケットによると、サムスン電子製のテレビは昨年、販売金額基準で世界シェア29%を記録し、前年に比べ2.5㌽上昇。06年(14.6%)から連続の世界1位となった。2位はLG電子(16.4%)、3位ソニー(10.1%)の順だ。

 サムスン電子のテレビは75㌅以上の超大型テレビ市場で54.4%を占めた。また、2500㌦以上のプレミアム市場でシェア44.3%を記録。苦戦していた米国市場のシェアは反騰した。中でも、高価製品の超大型テレビとQLED(量子ドット発光ダイオード)テレビの販売が伸び、収益性が高まった。

 これにより、サムスン電子のテレビ事業を統括する映像ディスプレー(VD)事業部の営業利益率は前年の2倍近くに上昇した。

 一方、収益性が低い低価テレビの販売を中断したことで、全体の販売台数は減少。数量基準のテレビシェアは昨年18.7%に下落した。