サムスン電子は、米国のフロリダ州オーランドで開かれた世界最大規模の専門ＡＶ(オーディオビジュアル）展示会「インフォコム2019」で、「ザ・ウォール・ラグジュアリー」をグローバル発売すると発表した。

　ザ・ウォール・ラグジュアリーはマイクロLED(発光ダイオード)技術を基盤にしたモジュール型ディスプレー「ザ・ウォール」のホームシアター向け製品だ。標準サイズが292㌅で、厚さは29.9㍉㍍。リビングルームの壁に取り付けると、一体感を与えるデザインが特徴だ。

　サムスン電子は、この次世代家庭用ディスプレーで高級ホームシアター市場の攻略をめざす。

　映像を視聴しない時は天気、時計、ニュース、写真、映像アートなど視覚情報を製品画面に映すことのできるマジックスクリーンとして活用できる。色や柄、材質など仮想の壁紙で私だけの壁をデザインできる「フィーチャーウォール」機能で、室内インテリア効果も出せる。