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2021/04/23

<フォトニュース> 走る「空気清浄機」登場

走る「空気清浄機」登場

 現代ロテムは19日、慶尚南道の昌原工場で「K-水素トラム試作品公開式」を行った。これは、水素を燃料とし、「走る空気清浄機」と呼ばれる水素トラム(路面電車)で、韓国で初めて開発された。

 試作品は3両編成で、同時に100人が乗車できる。この水素トラムは現代自動車「ネッソ」用の水素燃料電池モジュール、水素バス用の高圧水素タンク、鉄道推進用のリチウムイオンバッテリーを装着している。特に高圧水素タンクは、フランスなどで開発されたものに比べて2倍の圧力に耐えられる。開発された試作品は、42㌔㍑の水素をタンクに充填すれば、時速70㌔㍍で150㌔㍍を走行できる。運転は無人の遠隔と手動の両方が可能だ。


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