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2001/12/21

<在日社会>「光化門」の巨大雪像

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 2002年のサッカー・ワールドカップ(W杯)韓日共催大会を記念し、成功に向けた雰囲気を盛り上げるため、韓国政府は「第53回さっぽろ雪まつり」(2月5―11日)に韓国文化遺跡・光化門と世宗大王坐像を制作・展示することになった。期間中には韓国文化イベントも行われる。

 W杯予選が行われる札幌市は、全天候型スタジアムの札幌ドーム(愛称HIROBA)が5月に完成した。ひとつのスタジアムが天然芝のサッカー場と人口芝の野球場に変身するユニークな構造が評判を呼び、FIFA視察団も高い評価を下している。

 自治体と市民が一体となってW杯への雰囲気育成に努力しており、6月に行われた「YOSAKOIソーラン祭」では、駐札幌韓国総領事館が中心となって結成した韓日合同チーム「ソランゴス2002」が、華麗な踊りを披露するなど韓日交流も盛んだ。

 これらを土台に来年開かれる「第53回雪まつり」では、韓国政府が中心となって光化門と世宗大王坐像を雪像として制作、札幌市民をはじめ世界各国から集まる人々に韓国文化を知ってもらい、韓日友好、W杯成功をめざす。

 光化門は朝鮮朝の王宮の建物であった景福宮の正面建物で、現在はソウル市内に遺跡が残されている。雪像は幅18㍍、奥行き9㍍、高さ13・5㍍になる予定だ。

 世宗大王は朝鮮朝4代国王で、ハングルを創始した王として韓国民に敬愛され、韓国紙幣1万ウオン券に肖像画が印刷されている。雪像は幅2㍍、奥行き2㍍、高さ4・5㍍となる予定だ。

 設置場所は大通公園8丁目の”雪のHTB広場”になる。ダンプカー6000台分の雪を使い、延べ6000人が1カ月かけて制作する。

 まつり期間中には韓国の民俗舞踊、太鼓、ロックグループ公演のほか、韓国武術テコンドの模範演武、韓日合同こどもミュージカル、それにYOSAKOIソーラン祭りに参加した市民チーム「ソランゴス2002」の特別公演も計画されている。在日韓国民団北海道本部の玉事務局長は「一大イベントになるだろう。在日の人々もたくさん見に来てほしい」と話す。