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2011/02/11

<在日社会>韓国・大田(テジョン)市、さっぽろ雪まつりに大氷像

  • 韓国・大田(テジョン)市、さっぽろ雪まつりに大氷像

    大田市の街並みを模した大氷像

 韓日の自治体交流が活発化している。7日に北海道札幌市で開幕した「さっぽろ雪まつり」では、韓国、中国の歴史名所の氷雪像を展示、長野では冬季五輪招致を目指す韓国の平昌を支援する活動を始めた。

 韓国の大田市は高さ7㍍、幅15㍍、今回のまつりで最大規模となる、大田市の街並みをデザインした氷像を展示した。大田市は昨年10月、札幌市と姉妹都市提携を結んでおり、それを記念しての氷像展示で、同時に観光広報館を設置し、大田の歴史、文化、代表的な観光名所を紹介した。

 開会式では韓国の李在善国会議員と上田文雄・札幌市長らがテープカットし、「氷は溶けていくが、友情は深まっていく」と、姉妹都市の発展を誓った。

 また、今年は旧正月直後の開催になったため、韓国や中国、台湾などからの観光客が増大し、観光客の要望に応えるべく、中国の紫禁城や万里の長城の大雪像も展示された。また韓国語、中国語、英語のガイドブックを用意。札幌市の観光関係者は「北海道と札幌の魅力を満喫してほしい」と話している。

 山口県下関市は、下関駅前のアーチを、韓国風の楼門に全面改修することを決定した。

 下関市は、2012年度に釜山市と姉妹都市提携35周年を迎えることから、下関駅周辺の整備を決定、その一環としてアーチを改修するもの。

 新アーチは鉄製で、高さ約5㍍、幅約7・6㍍で、瓦の下に「釜山門」「GREEN MALL」の文字を入れる。総工費約3210万円で、8月上旬に設置予定だ。下関市では、「アーチなど近隣施設を改修して、韓国の観光客を呼び込みたい」としている。

 福島県は今年度、県内の高校生を「親善大使」として韓国に派遣することを決定した。高校生の韓国への関心と相互理解を深めるのが目的。

 また韓国から国際交流員を新採用し、福島空港ソウル便を利用した交流拡大を目指す。

 さらに福島県内の市町村と韓国の自治体が交流事業を促進するための仲介も行っていく。

 98年長野冬季五輪開催地である白馬村や大町地域のスキー場関係者や観光団体などは実行委員会を組織し、2018年冬季五輪招致を目指す韓国・平昌の支援活動を行うことを決定。

 また長野市内の子供らで作る「ながの国際交流スポーツクラブ」のメンバーは、平昌招致の「応援画」を描き、韓国に送る予定だ。