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2011/04/15

<在日社会>東日本大震災・韓国各地で支援続く

  • 東日本大震災・韓国各地で支援続く

    武藤正敏・駐韓日本大使㊨に子供達の手紙を渡す蔡波多氏

 東日本大震災被災者を支援する韓国各界の活動は、現在まで途切れることなく続いている。在日社会でも支援の動きが続いている。

 韓国・慶州市で9日に開かれた「慶州さくらマラソン&ウオーク大会2011」。大会前、崔良植(チェ・ヤンシク)・慶州市長が、日本の関係者に東日本大震災被災者への義援金目録を手渡した。また韓国、日本など約1万4600人の出場者が、「がんばれ日本」の思いを胸にフルマラソン、ハーフマラソンなどに挑んだ。

 豊臣秀吉の命を受けて朝鮮に出兵した際、豊臣秀吉に反旗を翻して、朝鮮王朝から金忠善(キム・チュンソン、沙也可/サヤカ)の名をもらって朝鮮民衆のために戦った日本人の子孫らが、募金活動で集めた義援金約200万ウォン(約14万6000円)を伝達した。

 済州道在住の詩人、蔡波多(チェ・パダ)さんは、道内の小中高生らが被災者を励ますために書いた約1万3000通の手紙を、ソウル日本大使館の武藤正敏駐韓日本大使に渡し、「被災者支援の一助になるとともに、子どもたちの交流に役立てば」と語った。

 K-POPの歌手たちも支援に動き出した。

 JYJのメンバーは、国際救護開発機構ワールドビジョンを通して6億ウォン(約4300万円)を寄付した。また6月7日にさいたまスーパーアリーナ(埼玉)で被災者支援チャリティーイベントを開催、出演料と収益金の一部を寄付する。メンバーは、「被災者を少しでも勇気づけたい」と語っている。

 女性5人組ユニット「KARA」は、6日にリリースしたニューシングル”ジェットコースターラブ”の収益を、被災者支援のために寄付する。「BIGBANG」は5月10日から大阪、千葉、名古屋で公演を行い、被災者支援の気持ちを伝えると同時に義援金を集める予定だ。

 また女性ユニット「Vanilla Lucy」、男性歌手JMらによる「東日本大震災被災者支援チャリティーライブ」が、都内で開催された。俳優の張根碩さんは、先月義援金1000万円と毛布5000枚を被災地に送ったが、今月新たにチャリティーグッズの販売金1012万6004円を日本赤十社に寄託した。

 甲状腺がんから復活を果たしたテノール歌手の裵宰徹さんは、16日に都内でリサイタルを開き、歌を通して被災者へ激励のメッセージを送る。

 在日のファッションデザイナー韓安順(ハン・アンスン)さんは、日本の仲間とともに、被災者へ生活物資を届ける活動を行っている。

 韓さんは「世界中の人たちが、自分たちに何が出来るのか問いかけ行動していることに、人間の暖かさと素晴らしさを感じる。私も少しでも被災地の支えになればと思う」と話す。

 人材育成コンサルタントの辛淑玉(シン・スゴ)さんは、支援活動を行うとともに、現地ボランティア活動を志す人たちに「”辛淑玉的”災害支援活動マニュアル」をHPに掲載し、荷物の用意から心構えまでを伝えている。