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2011/06/17

<在日社会>K-POP・パリ公演が大盛況

  • K-POP・パリ公演が大盛況①

    大盛況だったK-POPパリ公演

  • K-POP・パリ公演が大盛況②

              フランスの少女たちも熱狂

 東方神起、少女時代など、K―POPグループによる初のフランス・パリ公演がこのほど行われ、欧州各地から10代から20代の女性ファンなど約1万4000人が集まった。この間欧州では、韓国の電化製品、小説、料理などが進出しているが、韓流も上陸を果たした。

 今回の公演を企画したのは、韓国の大手事務所SMエンターテインメントだ。同事務所の人気アーティストによる「SMTOWN LIVE WORLD TOUR in PARIS」を10日と11日の2日間、パリのライブホール、ル・ゼニットで開催した。同事務所はこれまで日本や米国、中国でも公演を成功させてきた。ファンはフランスのみならず、イタリア、スペインなどからも訪れた。彼女らは韓国語のプラカードを掲げ、韓国語で歌い、公演終了後は韓国語で「サランヘヨ(愛してる)」を連呼した。現地の韓国人留学生は2割ほどだった。

 欧州では最近、インターネット、フェイスブック、ツイッターなどでK-POPが広がっている。韓国語の歌詞、振付やファッションを学ぶ女性達も増えている。パリ公演のチケットも発売から10数分で売り切れ、韓流ファン約300人がルーブル美術館前で追加公演を求めてデモを行い、急きょ追加公演を決定したほどだ。

 仏紙「ルモンド」は「欧州を襲った韓流」と題する記事で、「韓国は日本と中国に挟まれた国、自動車と電子製品を輸出国としてしか知られていなかったが、今や文化でアピールするようになった」と紹介。そして「歌唱力に加え、見事なダンス力とルックスが欧州の若者を魅了した」としている。

 韓国では英国のロックバンド、ビートルズが64年に初の米国公演を行った時の熱狂を例に出し、「西洋文化の中心地といえるパリで、韓国人歌手が西洋発祥のポップミュージックを堂々と歌った」と報道している。

 SMエンターテインメントの李秀満社長は会見で、「韓流文化商品の輸出が第1段階、現地の会社やアーティストとのコラボレーションで市場を拡大する第2段階、現地の会社と合弁会社を設立させ韓流が現地化する第3段階」と戦略を語った。K‐POPがビートルズのように世界を席巻できるか、今後が注目される。