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2012/04/20

<在日社会>申大使一行・福島訪問し義援金伝達

  • 申大使一行・福島訪問し義援金伝達

                    申駐日韓国大使

 申珏秀・駐日韓国大使、沈東燮・韓国文化委員長らがこのほど福島県を訪れ、昨年3月の東日本大震災で被災した住民らを激励するとともに、義援金370万円を手渡した。

 申大使らは福島県須賀川市の小学校を訪れ、この間取り組んだK-POPスターらによる被災地支援のグッズオークションの収益金を寄付するとともに、小学生たちと交流した。

 次に同市内の43世帯が暮らしている仮設住宅を訪れた。「希望と夢を持って復興に取り組んでください」と住民を激励した。申大使は「被災者の役に立てればと願って訪問した。被災した方々を少しでも元気づけることが出来たならうれしい」と話した。

 申大使はその後、福島県の佐藤知事を表敬訪問し、復興へ向けての活動を激励するとともに、会津若松市内を一緒に視察した。

 韓国、中国との国際交流を促進している鹿児島県は、国際交流活動に従事する韓国、中国の国際交流員受け入れを、87年から行っている。

 今年度も、交流員3年目となる韓国人の韓胤鎬さんら、韓国・中国・米国・シンガポールの4人を任命した。

 福岡県糸島市でボランティア活動をしている「手話ダンス・サンダー」(金子イシエ代表)は、メンバー17人が在韓日本人妻の保護施設「慶州ナザレ園」(慶州市)を20日に訪れて慰問する。

 ナザレ園では、日本の童謡や歌謡曲に合わせて手話ダンスを披露し、日本文化に親しんでもらう予定だ。