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2013/07/19

<在日社会>在日コリアンと韓日の若者たち、強制連行の遺骨発掘

  • 在日コリアンと韓日の若者たち、強制連行の遺骨発掘

    遺骨発掘作業に取り組んだ若者たち

 在日コリアン、韓国、日本の若者たちが、北海道で命を落とした強制連行、強制労働の犠牲者たちの遺骨発掘作業に、15年かけて取り組む過程を記録したドキュメンタリー映画、『笹の墓標』(影山あさ子・藤本幸久監督)がこのほど完成した。今夏、一般公開が予定されている。

 「東アジア共同ワークショップ」と名付けられた遺骨発掘作業は、1997年から2012年まで行われた。それを記録した同映画は全5章、9時間9分の大作である。

 第1章「朱鞠内」は97年、北海道幌加内町朱鞠内。戦時下に行われたダム工事と鉄道工事の犠牲者の遺骨を発掘しようと在日コリアンと韓国、日本の若者たちが集まり、4体の遺骨が発掘されるまでを描く。

 第2章「浅茅野」は、北海道猿払村浅茅野が舞台。06年から2010年まで3度にわたる旧日本陸軍飛行場建設工事犠牲者の遺骨発掘作業を描く。考古学の専門家たちの参加を得て、39体の遺骨が発掘された。小さな穴に押し込められた遺骨の姿から、強制労働の実態が浮かび上がる。


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