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2013/11/08

<在日社会>高麗博物館企画展・絵本とおして隣国理解を

  • 高麗博物館企画展・絵本とおして隣国理解を

    「多くの人に見てほしい」と話す加賀谷浩子さん㊧と垣端真佐子さん

 「絵本で知ろう!おとなりの国―韓国・朝鮮の絵本から―」が、東京・新宿の高麗博物館で開かれている。子どもも大人も楽しめる絵本を通して、韓国・朝鮮の歴史や文化を身近に感じてもらい、日本との相互理解を深めようという企画だ。

 同展では、韓国の絵本を日本語訳60冊、韓国語40冊の100冊、北朝鮮の絵本も10冊前後そろえた。展示だけでなく、実際に手にとって読むことができるので、家族連れで訪れて、隣国の絵本にゆっくりと親しむことができる。韓半島と日本の昔話に、似た話が多いことも発見できるだろう。

 子どもと遊ぶコーナーも設けられ、紙芝居や読み聞かせ、折り紙なども行われる予定だ。

 企画した垣端真佐子さんは、「3年前から企画を準備した。韓国・朝鮮の絵本がこれだけ揃うのはとても珍しいので、楽しんでもらいたい」と話す。

 加賀谷浩子さんは、「隣国同士、仲良くなるきっかけになれば」と強調した。


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