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2012/08/24

<トピックス>ロンドン五輪閉幕・韓国、総合5位

  • ロンドン五輪閉幕・韓国、総合5位

    青瓦台にロンドン五輪選手団を招き、ガッツポーズするメダリストらと
    李明博大統領夫妻

 ロンドン五輪で韓国(選手245人)は、金メダル13個、銀8個、銅7個の計28個のメダルを獲得し、米中英ロに次ぐ、総合5位を記録した。総合4位のソウル五輪(金12個、銀10個、銅11個)に匹敵する活躍ぶりだった。(7面に関連記事)

 今大会でもアーチェリーと射撃での活躍が大きかった。アーチェリーは、男女個人と女子団体で金メダルを獲得。

 射撃では、男子エアピストルに出場した秦鍾午(チン・ジョンオ)が男子エアピストルと50㍍ピストルで2冠を達成。女子25㍍ピストルでは金牆美(キム・ジャンミ)が金メダルを手にした。

 フェンシングと柔道でも健闘した。フェンシングは、女子サーブル個人と男子サーブル団体で金メダルを獲得した。柔道は、男子81㌔級で金宰範(キム・ジェボム)が、男子90㌔級で宋大南(ソン・デナム)がそれぞれ優勝した。

 また、体操男子種目別跳馬決勝で梁鶴善(ヤン・ハクソン)が大技を決め、韓国に五輪体操初の金メダルをもたらした。レスリングでは男子グレコローマンスタイル66㌔級で金炫雨(キム・ヒョヌ)が優勝。

 テコンドー女子67㌔キロ級決勝、黄敬善(ファン・ギョンソン)がヌル・タタル(トルコ)を12-5で破り、金メダルを獲得。五輪2連覇を達成した。

 このように13個の金メダルは、アーチェリー、射撃、フェンシング、柔道、体操、レスリング、テコンドーの7種目で獲得した。

 金メダルに最も近い男女2人の選手の連覇は実現しなかった。競泳男子の朴泰桓(パク・テファン)は400㍍と200㍍自由形で2つの銀メダルを獲得したが、重量挙げの張美蘭は4位で敗退した。

 ボクシング男子ライト級(60㌔)決勝戦で韓淳喆(ハン・スンチョル)は、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に判定負けし、銀メダルを獲得した。韓国選手の決勝進出はアトランタ五輪以来16年ぶりだった。

 洪明甫(ホン・ミョンボ)監督率いるサッカー男子代表チームが日本との3位決定戦で2―0と完勝し、1948年のロンドン五輪に初出場して以来、64年目にして悲願のメダルを手にした。韓国代表は兵役免除というボーナスも得た。

 バレーボール女子は3位決定選で日本に敗れたが、大会最優秀選手(MVP)に韓国のエース、金軟景(キム・ヨンギョン)が選ばれた。4位のチームからMVPが選ばれるのは異例。金は今大会で計207点を上げ、2位のデスティニー・フッカー(米国)に40点以上の大差をつけ得点王にも輝いている。

 新体操の女子個人総合で韓国選手で初めて決勝に進んだ孫延在(ソン・ヨンジェ)が5位を記録した。フープ、ボール、クラブ、リボンの4種目で合計111・475点だった。3位のリボフ・チャルカシナ(ベラルーシ)にわずか0・225点及ばず、メダルを逃した。

 今大会で韓国は、得意種目以外にもフェンシングや体操などで金メダルを獲得した。「フェンシングで金メダルを獲得できたのは、欧米選手たちの長い腕に立ち向かうため、足さばきの速さや距離感覚を体得する訓練に集中したおかげだ。体操では最高難度の新技術を作り出すことで、世界トップの座につくことができた」と評価された。

 新体操などで新しいスターも生まれた。多くの種目で善戦したが、陸上競技での人材育成の課題は残っている。李明博大統領は、定例のラジオ・インターネット演説で、「祭典が終わり、聖火も消えたが、私たちの心の中に新たな挑戦の火をつけなければならない」と呼び掛けた。