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2018/08/10

<トピックス>猛暑対策で電気料金引き下げ

  • 猛暑対策で電気料金引き下げ

    盛況のエアコン売り場

 連日の猛暑が続いている韓国で、電気料金が引き下げられる。政府は7日、負担増が予想される7~8月の住宅用電気料金を引き下げると発表した。国民が安心してエアコンを使えるための措置だとし、値下げで生じる見込みの減益分2761億㌆は政府の予算や基金で補う方針だ。

 今夏、ソウルで観測史上の最高気温を更新する39・6度に達するなど記録的な猛暑で、熱中症による死者が42人に達した。文在寅大統領は「暴炎」と呼ばれる酷暑を「特別災難」と位置づけ、「冷房の使用は基本的な福祉」として引き下げを指示した。

 電気料金引き下げは、政府と与党の協議を経て決定された。韓国の電気料金は3段階の累進制を採用しており、使用量が多いほど料金が高くなる。その累進制の基準となる使用量を引き上げる方法で負担を軽減する。

 現行の累進制では、電力使用量が200㌔㍗以下の1区間は1㌔㍗当たり93・30㌆を適用し、2区間(201~400㌔㍗)は187・90㌆、3区間(401㌔㍗以上)は280・60㌆となる。

 政府と与党は、1・2段階の基準を各100㌔㍗引き上げる形で実施する。1段階の上限は200㌔㍗から300㌔㍗に、2段階の上限は400㌔㍗から500㌔㍗になる。

 これにより、


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