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2019/06/14

<トピックス>輸出減少・経常赤字、転換期の韓国経済

  • 輸出減少・経常赤字、転換期の韓国経済

    韓国最大の貿易港の釜山港

 韓国経済が転換期の様相を呈している。韓国経済を支えてきた輸出不振が続き、対外評価の大きな基準となる経常収支がついに赤字に転落した。米中貿易戦争で輸出環境は悪化しており、政府系のKDI(韓国開発研究院)も韓国経済が不振に陥っていると認定した。輸出不振を代替する内需振興など構造的な対策を求める声も出ている。

 「4月の経常収支が6億6000万㌦の赤字を記録した」という韓国銀行の発表は経済界にとって大きなショックだった。経常収支は、韓国経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)が示す代表的な指標であり、これまで83カ月連続で黒字だっただけに、赤字転落に経済の先行き懸念を感じているからだ。

 政府は「4月の経常赤字の原因は外国人投資家への配当金支払いが67億8000万㌦に急増したせいだが、これは支払いが株主総会後の4月に集中したためだ。5月にはまた黒字に戻るだろう」としている。だが、経済界はこれはやや楽観的な見方と見ている。4月の外国人投資家の配当金支払いが多いのは例年のことであり、昨年4月には今年4月より多い76億6000万㌦だった。


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