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2021/03/12

<トピックス>切手に見るソウルと韓国 第122回 名刹・内蔵寺                                                  郵便学者 内藤 陽介 氏

  • 切手に見るソウルと韓国 第122回 名刹・内蔵寺                                                   郵便学者 内藤 陽介 氏

    ないとう・ようすけ 1967年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。日本文芸家協会会員、フジインターナショナルミント株式会社・顧問。切手等の郵便資料から国家や地域のあり方を読み解く「郵便学」を研究

  • 切手に見るソウルと韓国 第122回 名刹・内蔵寺                                                   郵便学者 内藤 陽介 氏

    1972年に発行された国立公園シリーズの切手「内蔵山国立公園(内蔵寺)」

 今月5日、全羅北道井邑市の名刹、内蔵寺の大雄殿に火をつけたとして、53歳の僧侶が現住建造物放火の疑いで現行犯逮捕された。

 道警察庁によると、容疑者の僧侶は5日午後6時30分ごろ、内蔵寺の大雄殿にガソリンをまいて火をつけたが、最近、容疑者は寺の関係者たちとトラブルを起こしており、この日も事件現場の大雄殿内でいさかいがあったという。また、逮捕当時、容疑者は酒に酔った状態だった。放火により、大雄殿は全体が炎に包まれて全焼。ただし、消防によって、5日午後7時53分ごろ、大きな火は鎮火。人命被害はなく、山火事にも広がることもなかったという。


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